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【副業おすすめ20選で決まらない人へ】何から始めるかの決め方
「副業を始めよう」と思ってから、もう何ヶ月経ったでしょうか。おすすめ20選、ランキング10選、初心者向け8選。読むたびに「これもよさそう」と感じて、その日もタブを閉じただけで終わる。先に言っておきます。あなたが決められないのは、意志が弱いからではありません。選択肢を増やす記事ばかりを読んでいるからです。増やしてから選ぼうとすると、候補は60個に膨らみ、夜の1時間ではとても処理しきれません。この記事では、副業を何から始めるかを7日間で決めるための基準と手順を書きます。おすすめの副業は1つも出てきません。代わりに、あなたの手元にある候補を削る方法だけを渡します。
結局、いちばん稼げる副業ってどれですか。
その質問をやめるところから始めます。答えが出ないのは、問いの立て方に原因があるからです。
副業が決まらない本当の理由

決まらない状態には、はっきりした仕組みがあります。ここを意志の問題にしてしまうと、来月も再来月も同じ場所に立ったままになるでしょう。私自身、動き出すまでにずいぶん遠回りをしました。この章では、決められない理由を3つに分解します。自分がどれに当てはまるかを確かめながら読んでみてください。原因さえ分かれば、次の章から先はもう考える作業ではなく、手を動かす作業に変わります。まずは、いちばん多い原因からいきましょう。
選択肢が多すぎる状態
人は選択肢が増えるほど、選ぶこと自体をやめてしまいます。副業の紹介記事を3本読むと、候補は60個に増えます。そこから1つを選ぶ作業は、もはや意思決定ではなく総当たりの消去法です。
しかも60個のうち、あなたが実際に着手できるものは3つもありません。時間、家庭、体力、会社の規定。条件を当てはめた瞬間、ほとんどが自動的に消えていきます。増やしたあとで削ろうとするから苦しいのです。
情報収集が目的化する仕組み
調べている間は、前に進んでいる感覚があります。ここがいちばん厄介なところでしょう。実際には収入が0円のままなのに、行動した気持ちだけが手元に残ります。
- 検索した夜は満足して眠れる
- 翌日はまた別の記事を開く
- 候補が増えて判断が遠のく
このループに入ると、調べる時間は減りません。むしろ増えていきます。抜け出す方法はひとつだけで、情報を足すのをやめて、条件で削る側に回ることです。
正解探しという落とし穴
「いちばん稼げる副業」は存在しません。正確に言えば、条件によって答えが変わるので、他人の正解があなたの正解になることはないのです。
夜22時から1時間だけ動ける人と、土日をまるごと使える人では、選ぶべきものがまったく違います。同じ「Webライター」でも、前者には重く、後者には軽い。自分の条件を決めないまま副業を選ぶのは、サイズを測らずに靴を買う行為とよく似ています。
おすすめ20選が効かない理由

あの手の記事が悪いわけではありません。ただ、目的がまるで違います。ランキング記事の役割は「世の中にある選択肢を並べること」であって、「あなたの1つを決めること」ではないからです。並べる記事を何本読んでも、決める作業だけは1ミリも進みません。この章では、なぜ効かないのかを3つの角度から見ていきます。読み終えるころには、もうあの手の記事を開く必要がなくなっているはずです。
他人の条件で作られたランキング
ランキングの順位は、書き手が置いた前提の上に成り立っています。前提が変われば、順位はいとも簡単にひっくり返ります。
たとえば「未経験でも稼ぎやすい順」で並んだ記事は、時間が潤沢にある人を想定している場合が多いもの。あなたの手元にある1時間は、その前提に含まれていません。
時間の制約が抜けた比較
多くの記事は「月◯万円」という結果だけを並べます。そこに至るまでの時間が、どこにも書かれていないのです。
| 比べる項目 | よくある記事 | 本当に必要な情報 |
|---|---|---|
| 収入 | 月5万円 | 月5万円 |
| 期間 | 記載なし | 到達まで8ヶ月 |
| 作業時間 | 記載なし | 1日1.5時間 |
| 中断のしやすさ | 記載なし | 1週間止めると失注 |
右の列がないと、平日1〜2時間の会社員にとっては判断材料になりません。時間あたりで見て初めて、その副業が自分の生活に乗るかどうかが見えてきます。
稼げる額だけの物差し
金額だけで並べると、続けられるかどうかが抜け落ちます。月20万円稼げる仕事でも、毎日3時間必要なら、あなたの生活では成立しないでしょう。
金額はいちばん最後で構いません。順番を入れ替えるだけで、候補は驚くほど減っていきます。
副業を決める3つの基準

ここからが本題です。増やすのをやめて、削る側に回りましょう。使う基準は3つだけにしてください。基準が4つ以上になると、また決められない状態へ逆戻りします。私もこの3つで候補を絞りました。どれも特別な情報は要りません。あなたが自分の生活を思い浮かべさえすれば、その場で答えが出るものばかりです。順番に見ていきましょう。
平日1〜2時間で回せるか
最初の関門がここです。まとまった時間が前提の副業は、その時点で候補から外してください。
判断の目安は「30分で1区切りつくかどうか」。撮影、面談、納品期限が固定の仕事は、夜の1時間には収まりません。逆に、書く、作る、仕込むといった作業なら分割できます。
本業のスキルが使えるか
ゼロから学び直す副業は、最初の3ヶ月が無収入になります。そこを越えられずにやめてしまう人が、とても多いのです。
本業で毎日やっていることは、あなたにとって当たり前でも、外から見れば立派なスキルでしょう。資料をきれいに作る、数字をまとめる、人に説明する。それだけで受けられる仕事があります。
やめても損が小さいか
始める前に、やめるときのことを考えておきます。冷たいようですが、これが続けるための秘訣です。
- 初期費用が数万円以内
- 契約期間の縛りがない
- 途中でやめても信用が傷つかない
この3つを満たすものから始めれば、合わなかったときにすぐ次へ移れます。最初の1つは、当たりを引くためではなく、外れを早く知るために選びましょう。
候補を3つに絞る手順

基準が決まったら、あとは作業です。ここは考える時間ではなく、手を動かす時間だと思ってください。所要時間は合計で2時間ほど、期間は7日間を見ておけば足ります。今週の夜に少しずつ進めれば、日曜日には答えが出ているでしょう。長く考えるほど良い結論が出るわけではない、というのがこの章の前提です。悩む時間を、試す時間に置き換えていきます。
書き出す
まず紙かメモアプリに、気になっている副業を全部書き出します。頭の中に置いたままにしないことが、いちばん大事なところです。
書き出したら、3つまで減らします。方法は簡単で、前の章の3基準に1つでも引っかかったら消すだけ。迷ったときは消してください。消したものは、あとからいくらでも戻せます。
点数をつける
残った3つに、基準ごとの点数をつけていきます。5点満点で構いません。
| 候補 | 時間で回せる | スキルが使える | やめやすい | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| A | 4 | 5 | 5 | 14 |
| B | 2 | 4 | 3 | 9 |
| C | 5 | 2 | 4 | 11 |
点数は正確さより、つける行為そのものに意味があります。数字にした瞬間、ぼんやりした比較が終わるからです。
1週間だけ試す
いちばん点数が高かった1つを、7日間だけ試します。稼ぐ必要はまったくありません。目的は「自分の夜に乗るかどうか」を確かめることだけです。
印が5日以上ついたら、それがあなたの副業です。3日以下だったなら、2位に移ってもう1週間試しましょう。判断の材料は、これだけで足ります。
私が副業を決めるまでの記録

ここからは私自身の話です。参考になるかは分かりませんが、決めるまでに何を見て、最後は何で決めたのかを、そのまま書いておきます。うまくいった自慢話ではありません。むしろ、もっと早く決めていればよかったと思っていることのほうが多いくらいです。それでも、同じ場所で止まっている人の遠回りを1つでも減らせるなら、書いておく意味はあると考えています。
調べていたこと
私の本業は製造業の技能員で、社内のDXを担当しています。だから最初に開いたのは、クラウドソーシングサイトでした。自分のスキルにいくらの値段がつくのかを、どうしても知りたかったからです。
案件の一覧を眺めては、そっと閉じる。その繰り返しをずいぶん長く続けていました。ブログと非属人YouTubeについては、有料のオンラインコミュニティで調べていました。無料の情報だけを追いかけていると、うまくいった人の結論しか出てこないからです。
決め手になったこと
最終的に選んだのは3つです。プログラミング、ブログ、そして非属人YouTube。決め手はそれぞれ違いました。
プログラミングを選んだ理由は単純で、本業と副業の両方でスキルが活きるからです。本業で身につけた考え方が副業で使えて、副業で覚えた書き方が本業に返ってくる。片方の時間が、もう片方の時間を減らしてくれる関係になりました。
ブログと非属人YouTubeは、理由が別のところにありました。ストック収入になるからです。会社で働いている間も動き続ける仕組みが手元に残る。時間を切り売りする働き方から抜けるには、この形しかないと考えました。
早く決めていればできたこと
思い当たるものが2つあります。
1つは、AIへの課金です。もっと早く、もっと積極的にお金を払っておけばよかったと感じています。月に数千円を惜しんだせいで、自分の手を何時間も動かしていました。
もう1つは、自分の価値観と計画を先に決めることでした。何をやりたいのか、何ができるのか。そこを言葉にしないまま副業を探していたので、候補ばかりが増えていったのです。この記事で渡した3つの基準は、あのときの自分に足りなかったものそのものです。
決めたあと最初にやること

副業が決まった翌日から、やることは3つだけです。ここを飛ばして作業を始めると、たいてい2週間で止まります。止まる原因は能力ではなく、置き場所の問題であることがほとんどでしょう。この章では、決めた直後に整えておくべき土台を並べます。どれも30分以内で終わるものばかりですから、決めた勢いのあるうちに片づけてしまうのが得策です。
作業時間の確保
夜に時間が空いたらやる、という形にすると続きません。先に時間を決めて、そこへ副業を入れてください。
おすすめは、毎晩22時から30分という固定枠です。短くて構いません。長さより、同じ時刻に座ることのほうが効きます。
記録の残し方
やった日に印をつけるだけの記録を用意します。カレンダーでもメモアプリでも構いません。
- 印は1日1つ
- 内容は書かない
- 週末に数だけ見る
数が見えると、調子の良し悪しが自分で分かるようになります。うまくいかない週があっても、記録があれば戻ってこられるでしょう。
会社の副業規定の確認
最後に、勤め先のルールを確認しておきます。ここを後回しにすると、あとで大きな手戻りになりかねません。
多くの会社は届出制か、競業でなければ可としています。判断に迷う場合は、人事に一般論として尋ねる方法もあります。
よくある質問

ここまでの流れでよく出る質問をまとめました。どれも「決める前」につまずきやすい部分です。答えは私の範囲で書いていますので、税金や会社の規定にかかわるところは、必ず一次情報も確認してください。判断を人任せにしないことが、遠回りに見えていちばん早い道になります。気になる項目だけ拾い読みしていただいて構いません。
未経験から始めやすい副業
未経験でも入りやすいのは、道具が少なく、成果物が形に残るものです。書く仕事や作る仕事がこれにあたります。逆に、人と時間を合わせる必要がある仕事は、平日の夜には向いていません。
会社にバレない進め方
まずは就業規則を確認してください。住民税の扱いも関係しますが、自治体によって運用が違うため、ここで断定はできません。隠す方法を探すより、届け出て問題ないかを確かめるほうが早く済みます。
副業を始める初期費用の目安
数千円から1万円程度に収めるのが目安です。パソコンが手元にあるなら、追加で必要になるものはほとんどないでしょう。高額な講座を最初に申し込む必要もありません。
確定申告が必要になる金額
会社員の場合、副業の所得が年20万円を超えると申告が必要になるのが基本とされています。ただし住民税の申告は別で、20万円以下でも必要になる場合があります。金額が近づいてきたら、国税庁のサイトかお住まいの自治体でご確認ください。
副業が続かないときの対処
原因は、選んだ副業ではなく時間の置き場所にあることがほとんどです。空いたらやる形をやめて、先に枠を取ってください。それでも続かないなら、その副業があなたの生活に合っていないという結論で構いません。
スクールに通う判断基準
先に7日間、無料の範囲で手を動かしてから考えましょう。手を動かす前に払うと、何を買ったのか分からないまま終わってしまいます。30万円を出す前に、まず0円で7日間。この順番だけは、逆にしないことです。
まとめ 副業は削って決める

ここまで読んで、おすすめの副業は1つも出てきませんでした。それでいいと思っています。あなたに足りなかったのは選択肢ではなく、削るための基準だったからです。増やす記事はもう十分に読みました。今日からは、減らす作業に切り替えていきましょう。
今夜やることは、最初の1行だけで構いません。気になっている副業を、思いつくまま書き出してみてください。それさえ終われば、あとは消していく作業だけが残ります。
迷っていた時間は戻ってきませんが、今週の7日間は、まだあなたの手の中にあります。
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