【本業と副業の二兎を追うものシリーズ】 本業を手放さず、副業とも両立させる
この記事は、成功談ではありません
はじめまして。この記事を書いているのは、製造業で働く、独身・男性の トークン と申します!
社内の業務をどう効率化するか、どうすれば作業性・生産性・安全性が上がるかを考えて、システムを構想したり、プログラムを書いたり、付加価値を提案したりしています。唯一の趣味はゲーム(しかも下手)。
本当に、どこにでもいる普通の会社員です。
先に、いちばん大事なことを白状しておきます。
僕は、副業で大成功した「成功者」ではありません。月に何百万を稼ぐ人でもないし、有名な発信者でもない。むしろ、ようやくスタートラインに立ったばかりの、新人です。
だからこの記事は、「こうすれば誰でも月100万円」みたいな、キラキラした成功談ではありません。
世の中の副業ノウハウの多くは、すでに登り切った人が、頂上から振り返って語る「結果論」でできています。
読んでいる時は「なるほど!」と思うのに、いざ自分でやると同じようには再現できない。
当たり前です。語り手が見せているのは”登り切った後の景色”であって、“登っている最中の、泥だらけの足取り”ではないから。
それに、その人の生き方も、価値観も、家族構成も、あなたとは違う。100%マネできるわけがないんです。
僕が残したいのは、その逆です。
まだ登っている最中の、生々しい一歩そのもの。うまくいったことも、かっこ悪い失敗も、迷いも、リアルタイムで。だってその方が、同じ立場のあなたには、ずっと再現性が高いはずだから。
「あの成功者みたいには無理」ではなく、「この人にできるなら、自分にもできるかも」。 そう思ってもらえる発信を、僕はしたいんです。
発信する背景について
物価は上がり、税や社会保険料の負担も重くなる一方で、給料だけが、なかなかそれに追いつかない。多くの人が、うっすらとした不安を抱えながら生きている——僕も、その一人です。「副業(複業)」がこれだけ注目されているのは、たぶん、偶然じゃありません。
そしてもう一つ、大きな変化があります。AIの進化です。 僕は本業でも副業でもAI(Claude Codeなど)を使いますが、日本語で指示するだけで、以前は専門家にしか作れなかったものが形になる時代になりました。
便利な反面、「自分の専門性って、何だろう?」と足元が揺らぐ感覚もあります。だから僕自身、出品するスキルをあえて絞り込み、AIにまだ簡単には代替されない領域へ、集中し直しました。
これからは、「何ができるか」以上に、「その力で、何を実現するか」の発想が問われる時代です。だからこそ——安定した本業を土台に、副業で小さく実験と挑戦を重ねられる「両立」という立ち位置は、この時代に、すごく理にかなっている。僕はそう考えています。
あなたの本業で培ってきたスキルや、趣味のスキ!を
あなたにしかできない個性として
副業に対しての強力な武器にしたうえで
行動し続けることが
自分が本業と副業で両立しながら、副業で月10万円を稼ぐ自分にとって
非常に重要な考え方だと、実体験を通じて感じました。
働き方には「4つの段階」がある

僕は、働き方には大きく「4つの段階」があると考えています。
・第1段階:本業のみ → 収入源は会社の給料ひとつ。多くの人のスタート地点。
・第2段階:本業と副業の両立 → 給料という安定を保ちつつ、自分の力で稼ぐ2本目の柱を持つ。
・第3段階:フリーランス → 本業を手放し、事業の収入だけで生きる。
・第4段階:FIRE → 積み上げた資産からの収入で、労働そのものから自由になる。
世の中の発信、とくに副業界隈でまぶしく見えるのは、圧倒的に第3・第4段階です。「会社を辞めてフリーランスになりました」「若くしてFIREしました」——確かに、憧れる。
でも、ここで大事なことを一つ。この4段階は、「上に行くほど偉い」という順位表ではありません。
あくまで、生き方の”選択肢”です。
人によって、守りたいものも、心地よい居場所も違う。
全員が4段目まで登る必要なんて、まったくない。自分が、どこで、どんな景色を見ながら暮らしたいか——それを選ぶための地図なんです。
なぜ、自分はその先(フリーランス・FIRE)を”今は”目指さないのか

「両立まで来たなら、次はフリーランスでしょ? なんで会社を辞めないの?」
これには、はっきりした理由があります。しかもそれは、僕の一番深いところ——生まれ育った家庭の記憶に根ざしています。
理由①:僕は、“不安定”の怖さを、骨で知っている
僕の原体験は、お世辞にも安定とは言えない幼少期でした。
父の離職をきっかけに、極貧と言っていい生活を経験しました。それを、母がフルタイムの仕事と、残業で、必死に支えてくれた。その背中を、僕はずっと見て育ちました。子ども心にも、「お金がない」という事実が、家族の表情や、家の中の空気を、どれだけ変えてしまうか——痛いくらいに、伝わってきました。
あの時期に、僕の体の芯に刻み込まれたものがあります。それは、「安定」と「継続」が、どれほど尊いか、ということ。 きれいごとではなく、生活の土台が足元から揺らぐ怖さを、僕は知っています。だからこそ、給料という安定した足場を、軽々しく手放す気には、どうしてもなれないんです。僕にとって安定した基盤を持つことは、夢のない後ろ向きな選択ではなく、いちばん守りたいものを守るための、能動的な”戦略”なんです。
理由②:本業の”安定”こそが、副業で大胆に挑戦できる理由
ここが、いちばん伝えたい核心です。
多くの人は、「安定(本業)」と「挑戦(副業)」を、対立するものだと考えます。どっちかを選ぶもの、天秤にかけるもの、と。 でも、僕の実感は真逆です。安定と挑戦は、対立しない。むしろ——安定した足場があるからこそ、思い切った挑戦ができる。
考えてみてください。 毎月の生活費が給料で守られているから、副業では「すぐにはお金にならないこと」に、じっくり時間をかけられる。焦って怪しい高額案件に飛びついたり、目先の小銭のために自分をすり減らしたりしなくて済む。生活を人質に取られていない状態で、リスクを取れる。
これは、本業を手放したフリーランスには、なかなか持てない”特権”です。
たとえば——すぐには稼げないブログやコンテンツを、半年でも一年でも、腰を据えて育てられる。単価の安い”下積み”の仕事を、勉強代と割り切って引き受けられる。逆に、相場より強気の値付けに挑戦して、断られても致命傷にはならない。どれも、生活費を給料が守ってくれているからこそ、打てる手です。手元にお金の余裕があるうちに、時間をかけて種をまける。この”時間的な余裕”こそ、両立組の最大の武器だと僕は思っています。
もし僕が会社を辞めたら、副業は「失敗できない生命線」に変わってしまう。守るために、無難な選択しかできなくなる。皮肉なことに、本業を手放した瞬間、副業での”攻めの挑戦”が、かえってしづらくなるんです。
安定は、挑戦の反対語じゃない。安定は、挑戦の”燃料”なんです。
理由③:本業と副業は、お互いを高め合う(相乗効果)
もう一つ。本業と副業は、両方持っているからこそ、スキルが循環します。
僕の場合、本業で培った業務効率化やシステム開発、プログラミングの経験が、そのまま副業の武器になる。逆に、副業で覚えた発信やマーケティング、新しいAIツールの使い方が、本業にも還元される。この「本業⇄副業」の往復が、成長スピードを何倍にも押し上げてくれる。
余談ですが、AI(僕はよくClaude Codeを使います)のおかげで、プログラミングという専門作業の障壁は、良くも悪くも一気に下がりました。日本語の指示で、いろいろな成果物が作れてしまう時代。だからこそ、これからは「何を作るか」より「どう実現するか」の発想力が問われると感じています。その発想の引き出しは、本業と副業、両方の現場を持っているほど、増えていく。片方を捨てたら、この循環は止まってしまうんです。
理由④:みんなが行く道の、あえて逆を行く
正直に言えば、僕がいるコミュニティでも、主流派は「FIRE」や「フリーランス」です。「本業と副業の両立」を”ゴール”として選ぶ人は、実は少数派。
でも僕は、そこにこそ意味があると思っています。安定(本業)と挑戦(副業)の”いいとこ取り”をする、ハイブリッドな生き方。派手ではないけれど、いちばん折れにくくて、いちばん自分に正直な選択でした。
この発信は、こんな「あなた」のために書いています
だから、この発信が届いてほしい相手は、はっきりしています。
・本業を手放す大きなリスクは、負いたくない。
・でも、本業の給料”だけ”では、正直、将来がちょっと不安。
・かといって、才能や特別な環境がないと無理な話は、聞きたくない。
・地に足のついた、“自分にもできそう”な現実的な一歩が知りたい。
——もし、ひとつでも「それ、自分だ」と思ったなら。この発信は、まるごとあなたのためのものです。
会社を辞める勇気がないことは、恥ずかしいことじゃありません。守りたいものがあるのは、強さです。 その守りを保ったまま、それでも「もう1mmだけ、豊かに」を狙う。僕はそれを、いちばん現実的で、いちばん誠実な戦い方だと思っています。
自分の発信テーマ:「安定」×「爆発力」の二刀流

本業の給与所得がもつ「安定」と、副業の事業所得がもつ「爆発力」。
この2つを両立させること。
この2つは、性質がまったく違います。
・給与所得は「安定」の力 → 毎月決まった日に、決まった額が入る。上限はあるが、下限も守られている。生活の”守り”。
・事業所得は「爆発力」の力 → 上限がない。自分の工夫と頑張りが、そのまま伸びしろになる。今日つくったものが、寝ている間も価値を生む”資産”になりうる。攻めの一手。
安定だけでは、生活は守れても、人生は大きくは変わらない。 爆発力だけでは、当たれば大きいが、外した時に足元が崩れる。
なら、両方持てばいい。守りの安定と、攻めの爆発力。この二刀流こそが、僕の結論です。
【お金を稼ぐだけじゃない!】 本業と副業を両立するメリット

ここまで、お金と安定の話を続けてきました。でも、この記事のタイトルには「生活も掴む」と書いています。両立が連れてくるのは、実はお金だけじゃない。むしろ、お金の”外側”にある報酬のほうが、日々の生活を確実に豊かにしてくれる。僕はそう実感しています。3つ、紹介させてください。
①心の余白(精神的な自由)
収入の柱が本業ひとつだけだと、僕らの生活は、その一本にすべてを預けている状態です。会社の業績、上司の評価、部署の異動、業界の景気——自分ではどうにもできない要因で、足元がグラつく。これは、思っている以上にストレスなんですよね。無意識のうちに、「会社に嫌われないように」という力学で、行動が縛られてしまう。
そこに副業という2本目の柱が立つと、世界の見え方が変わります。「最悪、本業がダメになっても、こっちがある」——その感覚が生まれるだけで、本業への向き合い方まで変わる。不思議なもので、逃げ道を1本持った途端、本業でも言うべきことを言えるようになる。依存先が増えると、人はむしろ自由になる。お金の話をしているようで、これは”心の余白”の話なんです。
②スキルの複利(本業⇄副業の相乗効果)
さっきも触れましたが、これは生活の質にも効いてきます。副業で手を動かすと、本業では絶対に触れない領域まで学ぶことになる。そして、それが本業に還元される。副業で覚えたスキルで本業の評価が上がり、本業で得た知見が副業のネタになる。この往復が回り始めると、「学ぶこと」そのものが楽しくなる。やらされる勉強ではなく、自分の人生に直結する学び。毎日に、前向きな張り合いが生まれるんです。
③人との繋がりと、自己肯定感
これが、個人的にはいちばん大きいかもしれません。会社という一つの評価軸の中だけで生きていると、そこでの評価が、自分のすべてになってしまう。でも、副業という”自分の足で立つ場所”を持つと、「会社の評価がすべてじゃない」と、心から思えるようになる。
自分の力で価値を生み、顔も知らない誰かに「ありがとう」と言ってもらえる。その経験は、静かに、でも確実に、自分を肯定する力になっていく。そして、同じ道を歩く仲間ができる。——お金は、生活を”守る”もの。でも、余白と、学びと、繋がりと、自己肯定感は、生活を”彩る”もの。両立は、その両方を、まとめて連れてきてくれるんです。
おわりに:二兎とも、得ようじゃないか

欲張ることは、悪いことじゃない。 安定も、挑戦も、そして誰かへの貢献もちゃんと順番と戦略さえあれば、全部、取りにいっていい。
派手な一発逆転はありません。本業と副業の両立は、地味です。毎日1mmずつ、濡れた羽を乾かすような作業です。でも、安定した足場に立って、その1mmを積み重ねれば、ヒナは必ず育ちます。お金の柱が増え、心に余白が生まれ、スキルが複利で伸びていく。「お金」も「生活」も、両方掴む。それは、特別な誰かの物語ではなく、今日から始められる、地に足のついた戦略の結果です。
そして、どうか一羽で頑張ろうとしないでください。 コウテイペンギンが、氷点下の吹雪を”身を寄せ合うこと(ハドル)“で越えるように、両立という寒い道も、同じ寒さの中に立つ仲間がいれば、もう一日、立っていられる。自分はは今、そんな仲間が集まれる場所を、つくっています。
余談:試しに”仲間”を探してみたら、満員御礼だった

ひとつ、最近うれしかった話をさせてください。
「本業と副業を両立したい人なんて、本当にいるのかな?」——最初は、そんな不安がありました。周りを見ても、フリーランスやFIREを目指す人ばかりで、自分は少数派だと感じていたから。
そこで思い切って、「本業と副業の二兎を追う者の勉強・共有・雑談会!」と題した集まりを、試しに主催してみたんです。
結果は——ありがたいことに、満員御礼。同じように、限られた時間の中で、本業を守りながら副業でもがいている仲間が、こんなにいたのか、と胸が熱くなりました。
「本業の繁忙期、どうやって副業の時間を捻出してる?」
「今の副業の、リアルな単価感って実際どう?」
チャットでは少し聞きづらい、踏み込んだ話を、直接ぶつけ合える。異なるスキルを持つ人同士で、新しい協業が生まれるかもしれない。あの場の熱量は、一人で黙々とやっていたら、絶対に得られないものでした。
自分は愛知県に住んでいるので、また秋ごろにこのオフ会を
開催しようと考えてます